ゲームして感想書くところ

遊んだゲームについて色々書いていく予定。まれに普通の日記も書く予定。

【大逆転裁判1&2】プレイ後感想(ネタバレ有)1

一瞬で放置してましたねこのブログ。もう書き方忘れとるわ。

 

あらすじ

さて、タイトルの通り大逆転裁判1&2をプレイしていました。

元々逆転裁判シリーズのファンだったけど「大」は通ってなくて、これを機にやってみようとセール中に買ったのが8ヶ月前でした。寝かしたなぁー!

事前情報とかは殆ど仕入れておらず。知っていることと言えば、

  • 「1」は消化不良感がある。「2」はめっちゃ面白い
  • 昔の時代のお話
  • 逆転裁判1~4のシナリオを書いた巧舟氏が脚本

これくらいしか知らなかった。

舞台が倫敦(ロンドン)とかホームズの小説がキモになっているとかどいつもこいつも犯罪者だらけとか全く知りませんでした。なんて治安の悪い街だ倫敦。※個人の偏見です。

ファンとは言うもののどちらかというと「1~3のファン」な感じで、特に3D化してからの逆転裁判にはそこまで馴染みが無かった(といっても1~2周はしてる)ので楽しめるかなーという気持ちだったのですが…

 

 

感想

めっちゃくちゃ面白かった。

なんですかアレは。よくあんな話書けるわ。よくあんな魅力的なキャラクター作れるわ。

正にそこには自分の求めていた逆転裁判があって、驚きと感動の連続でした。平日なのに思わず1時半までやり続けちゃったこともありました。翌日死にました。被害者の死因はアキラカです!

シナリオとキャラクターは後々振り返るのでそれ以外の点に触れると、まず音楽が非常に良かった。隙あらば流れると噂のナルホドくんのテーマもカッコよくて、もっと流して欲しいくらい。他の曲もとにかくシーンにマッチしていて、臨場感をこれでもかと引き出してくれる。それぞれの曲はキャラクターに合わせて大きく雰囲気が異なるのに、一目で「大逆転裁判の曲だ」と分かるもんですね。(曲なのに一目とか言うなという意見は受け付けません)

特に2の最終局面でこれまでの進化系みたいな曲が次々とお披露目されるシーンは必聴ですね。Youtubeとかで探して振り返りたい気もするけど、でもあのシーンで流れるからこそ価値のある曲なんだよなー。

 

さて「まず音楽が~」と書いておきながらあと何に触れたらいいか思いつかなかったのでシナリオの話をします。いやコレは大逆転裁判のせいじゃなくて視野の狭い筆者のせいなんで。そこんとこヨロシク。

シナリオは一つのエピソード毎に振り返ってみよう。軽くですがね。

あと今更ですがこれまたタイトルの通りネタバレしまくるんで。そこんとこヨロシク。

 

 

シナリオ

大逆転裁判1:第一話 大いなる旅立ちの冒險

 

亜双義強すぎだろ。成歩堂弱すぎだろ。となった第一話。

もはや通例かって感じで成歩堂が被告人かつ弁護人となり進んでいくお話。実はこの時点でまずイヤな予感がした。というのも逆転裁判6のように、傍聴人が野次を飛ばしてくるんじゃないかと思ったので。

6では結構強めの野次が飛んでくるんですよね。で自分はメンタルよわよわなのでフツーにへこむんですよね。アレはやめて欲しかったので。幸い今作ではそのようなことはなく一安心。明治の方が治安良いな!

あと一話から違反する奴出てき過ぎだろとなりました。ウズクマルさん(小判泥棒)然り、細長さん(証拠押収)然り。横にいる亜双義が一層頼もしく見えたな。

ナルホドくんはこの当時ただの学生だから仕方ない部分もあるけど、あまりにも挙動不審で心配してました。大丈夫かこいつ主人公で…でも散々「はいッ!」でおずおずと手を挙げてたのが、終盤でしっかり机を叩きながら異議あり!」が出来てたのは良かったですね。

細長さん。当時は今後も出てくると思ってなかったので、毎回むせてその度に何故か専用ボイスがある変な人というイメージでした。変な人という所は合ってた。

亜双義。ホントに頼りになった。ここまで実直に信じてくれる味方がいるのは良いですね。千尋さんとかはあまり喋らないからね。

ソノヒグラシさん。名前なげーって思ったこと以外あまり記憶に無い。

亜内検事。割と強敵じゃない?もっとカマセっぽくて良いのよ?

ジェゼール・ブレット。専用異議ありがあるのは当時から不思議でしたが、まあよくある逆転裁判らしい人って印象だったかな。あと名前一生覚えられなかった。最終的にジョセフ・ガレットとしてインプットされた。

これは「1」全体を通して言えることだけど、ちょっとテンポが遅く感じたかな。一つゆさぶったり尋問一周する度に結構な長話が入るもんで…あとキャラのモーションが長かったり。代表例はひたすらむせまくる細長 「2」ではこの辺も解消されてて、モーションが手短になってたりモーションと証言が一緒になってたり…その辺は2の方が遊びやすかったと思う。

それとテキストがあんまり逆転裁判らしくないなとも思ったんですよね。そこまで遊び心が無いというか、所謂タクシュー節が控えめだったというか。そこに長話も相俟ってうーんって感じだった。気のせいだったのかな?もう一回遊んだら分かるかしら。

これも2ではらしさ全開の面白テキストが溢れてて良かった。

 

さてそんなこんなで亜双義に対する絶大な信頼と細長への若干の不信感を抱えて第二話へ。

 

 

大逆転裁判1:第二話 友とまだらの紐の冒險

 

亜双義ーーーーーーーーッ!!!

 

はい。亜双義さんが死んでしまいました。このゲームを遊ぶことに抵抗を覚えるくらいショックだった。

いや確かに千尋さんとかも死んじゃうけどさ、亜双義は無いだろうよ…。千尋さんと違って第一話で相当喋ってるワケだし。それに刀までこさえているもんだから早々死なんしょと。現場写真見た時にあんだけたなびいてたハチマキがしおれてたの心に来たなぁ…

てことでまたもや罪に問われるナルホドくん。疑われすぎだろ。この話は全編通して探偵パートなのだが、勿論そんなことも知らなかったので、終わった時は「え、これで終わっちゃうの?」という感覚でした。

また出てくる細長さん。亜双義のガードマンを請け負っていたけど死なせてしまったらしい。どんだけ仕事ミスるねんこの人。二話連続で出てきたもんだから、イトノコさんや茜ちゃんみたいな刑事枠かと思ってました。えーこの人が?ちょっと影薄くない?とか。細長ファンすみません。大丈夫ですこの後彼への評価大逆転するんで。

ミトロフ・ストロガノフ。もう相変わらず名前覚えられない。ミートガノンドロフって呼んでた。あとガノンさんには直接関係ないですが、なんかモデルはあるのに名前すら無い船員いたよね。あんなパターン逆転裁判で初めて見たからずっと気になっちゃった。というか最初ガノンさんと同一人物だと勘違いしてた。

御琴羽寿沙都さん。初見では所構わずぶん投げてくる乱暴キャラという印象。ちょっと4のみぬきちゃんっぽい感じ。いや4のみぬきちゃん好きだけどね。

ニコミナ・ボルシビッチちゃん。やっぱり名前を覚えられない。後で思い出そうとして「ボルシビッチだっけ…いやいくらなんでも名前にビッチって入らんやろ…」→「入っとるやないかい!」となった。…名前覚えとるやないかい。よく考えたらジョコビッチとかいるものね。

そしてホームズさん。最初の印象はというと「自分をホームズだと思い込んでいる精神異常者でおそらく犯人だった。すまんホームズ。ナルホドくんが初めてホームズさんを見た時、ホームズに憧れるあまりなり切ってる人なんだな…と言うんだけど、分かる~とか思ってた。

 

この話はとにかくやるせない気持ちになったのを覚えている。亜双義が死んでその犯人がまだ15歳のニコミナちゃん。貧しい生活から逃げるために必死こいて亡命したニコミナちゃんが、幾重にも重なった偶然により亜双義を事故死させるというもの。

それは無いよぉ…可哀想過ぎるよ…ニコミナちゃんも可哀想だし、15歳の女の子に事故死させられた亜双義も可哀想だよ。どうせ殺されるなら千尋さんみたく、もっと強大な権力者に殺されて欲しかった。(ひどい)

 

 

大逆転裁判1:第三話 疾走する密室の冒險

唐突に倫敦で始まる裁判。このお話で何を信じれば良いか分からなくなるナルホドくん。一方人を見極めることがめんどくさいという理由で何も疑わず受け入れる性格になった結果損をしまくる俺。そんな対比が美しいお話でした。そうか?

今回の被告人のコゼニー・メグンダルのことも、正直相当後の方まで信じていた。悪質な金貸しと判明して尚「でも今回は無実でしょ?」となりました。弁護士向いてませんねこの人。六法全書はレンガに次ぐ鈍器だと思ってます。ちなみにコゼニー・メグンダルは一瞬で名前覚えられた。

満を持して登場のハート・ヴォルテックス。正直相当後の方までサウンドボルテックスって呼んでた。

さらに満を持して登場のバロック・バンジークス検事。相当後の方までロックス・ジーベックって呼んでた。

Q.同じワンピースならバロックワークスの方が近いのでは…?

A.そう呼んでいる時期もあった。

自分は煽り耐性がマイナスに振り切っているので検事に煽られたらフツーに腹が立つタチなんですよね。だから歴代の検事にあたる人も苦手なことが多い。(夕神、ナユタ、狼、水鏡)でもこの人は大丈夫だった。不正はしないし余計な物理攻撃もしてこないし、何よりこっちが真実を追求するための異議を唱えるとちゃんと聞いてくれる。しかも褒めてくれる。こんな検事初めてだったので、良い奴だと確信しましたね。

Q.死神って呼ばれてるけど?

A.死神の中で一番良い奴なんでしょ。

フェアプレイとレディファスト。もう名前が(以下略)。でも割と思い出せる方だったかも。

ベッポ今でも名前を覚えてなかったので調べました。

ジーナ・レストレードちゃん。この子についてはゆっくり話したいのでまたの機会にしましょう。取り敢えずおもむろに出てきたのでこの子が犯人だと勘違いした。15歳のニコミナちゃんにあんな酷い仕打ちをするゲームだから17歳に殺人くらいさせるだろ。

 

いきなり証人が3人も出てきたり陪審員がいる等、倫敦流の裁判に翻弄された記憶。ゆさぶってたら陪審員が次々と有罪にするもんだから、変なとこゆさぶるとペナルティでもあんのかと思ってました。

裁判が佳境に入ると現場の馬車に細工がされます。メグンダルが隙を見て細工を行い、それを元に弁護するが同時にメグンダルを疑い出す…という流れなんでしょうね本来は。

え、俺?俺はゲームより自分の記憶を疑うタイプなんで。勿論「さっき調べた時は俺が見逃したんだな!」と思いましたとも。

 

 

大逆転裁判1:第四話 吾輩と霧の夜の冒險

おもむろに登場する夏目漱石のおじちゃん。絶対史実こんなんじゃなかっただろ…

この事件、実はあまり印象に残ってないんですよね。なんでかな?おそらく深夜1時に遊んでいたからかな。

ガリデブ夫妻。まさに逆転裁判らしい名前だとなりましたが、実際のシャーロックホームズにある名前なんですね。ココはすぐ名前を覚えました。

オマーリ夫妻。名前覚えてませんでした。でも現場に細工した理由が悲しすぎて同情しか無かった。今作可哀想な人多いよね…永久非リア検定5段持ちの俺でも幸せになって欲しいと願いました。ただモーションが逆裁6並みに長い気がする。

トバイアス・グレグソン刑事。今回の刑事枠ですね。多分ホームズの話に出てくる人なんだろうなーと。何故か割とすぐ名前を覚えられました。(こいつ名前覚える話ばっかりだな)

カラフルな人と黄色い人。この時点ではチョイ役で、名前も判明しない二人。大逆転裁判がイマイチ評価されない理由はこんな感じで投げっ放しの伏線が多いことらしいです。

そしてアイリスちゃん。登場自体は三話でしてましたが。ただこの時点では印象に残ってないです。すまんアイリス。(こいつ主要キャラに謝り過ぎ)

 

これもまた悲しい結末を辿るお話ですね。まさかそんな展開なワケないと思っていたので、結構後の方まで真相が分かりませんでした。ここまでの被告人が「ナルホド→ナルホド→メグンダル」という地獄の並びだったので、ちゃんと信用してくれる日本人の夏目漱石がいたのは嬉しかったな。

 

 

大逆転裁判1:第五話 語られない物語の冒險

お 前 が 犯 人 か よ となった話。

どういう流れで解決に導かれるのか分からなかったのと、割とキレイに話がまとまっているのもあって大逆転裁判では一番好きなエピソードかな。

被害者のハッチさん。絶対死ぬでしょという予想が当たった。

アイリスちゃん。頼もしすぎるでしょこの子。なんなら味方陣営が強すぎるんだよな今作。比較対象が真宵ちゃんとイトノコさんだからな…

ティンピラー兄弟。なんでこの人に異議ありボイスとかあるねん。グレグソンとのトリオ芸はなかなか面白かった。

ルバート・クログレイ。もう一回言うけどなんでお前が犯人なんだよ。

いやね、逆転裁判シリーズのラスボスといえば基本トンでもない権力者か身内なんですよね。少しヒネった所で言うと逆転検事2くらい。だから普通の白い紳士がラスボスってのが考えられなくて、この人が呼び出された時も「どうせ犯人は別にいるんでしょ?」と思ってました。というかサウンドボルテックスが犯人だと決めつけてました。

ただキャラとしては好きな方です。動きがしなやかで見てて楽しい人ですよね。

 

第五話は立体視がメインの話となっていて、その要素が幾度となく出てくるんですよ。聞いたことあるかな?少しずらした似ている写真を二枚並べて寄り目で見ると、立体的に見えるってやつ。

あれが自分はめっちゃ苦手で全く出来ず、みんなに置いてかれてました。悲しかった。

そしてかわいいスサトさんがノリノリで寄り目顔を披露してきた。悲しかった。

バンジークス検事は立体スコープで律儀に眺めてた。かわいかった。

今書いてて気づいたんですが、そういえばこれ3DSで発売したゲームでしたね。だからこんな立体視推しだったのか。ちなみに最後の最後で立体視が出来るようになった。アレ嬉しかったなー。

 

1は総じて「ちょっと気になる点はあれど、面白かった」という印象でした。伏線だらけで終わったのは統合版を買ったからまあ良いとして、それ以外でもテンポとか細かい諸々がね。

良い所は新要素全般でしょうか。実は逆裁5~6らへんに出てきた「カンガエルート」「御霊の託宣」とかは正直そこまでだったのですが、今回新登場の「といつめる」「最終弁論」「論理と推理の実験劇場」は全部楽しかった。ホームズのトンデモ推理が毎回楽しみでした。

 

 

…なんか妙に長くなってしまったので2のシナリオとキャラクターの感想は次に回そう。あとこのペースで書くの相当な文量になると今気づいた。次からは抑えます。これまでの添削とかはしません。文字がもったいだい!

 

ところで当ブログの最初の記事↓で「思い入れのあるゲーム一覧」みたいなの語ってたんだけど、普通に逆転裁判無くてビックリしたわ。入れとけよ。

madomoon.hatenablog.com